鎮痛薬変更
脈拍は90台前後。熱も37℃前半。
腹痛以外では、順調に回復にむかってます。
でも人間痛みが一番苦痛です。
痛みで安楽が阻害されます。
今日は足が痛くてたまりません。
痛み止めここ3日全然効いていません。
ずっとずっと痛い。
先生が痛み止めを変更してくれました。
ロピオンからソセゴンに。
痛みの影響でなんか気がおかしくなりそうです。
錠剤気道に貼りつく
『呼吸が苦しい』
錠剤が気道にくっついて息がしにくい。
水が少なかった。一時的に酸素8リットルマスク使用。
至急に吸引して、酸素オフまで回復。
落ち着いたからご飯を進める母。
私は、叫んだ。
『死んでまうから嫌』
『また詰まったらどうするん』
『この病室で人生終わるん嫌』
さっきの呼吸苦で怖い思いをしたので
なにもかもが怖くなりました。
怖がってちゃだめ
そんな危機的状況を目の前で見ても母は
私をは甘やかしません。
少しでも退院が近づけるように。
母
『口から何も食べんくなったら、点滴が増えて
退院できんくなるで、いいの。』
私
『わかった』
以外に素直な私
プリンをのせたスプーンを恐る恐る口の中へ。
私も恐る恐るごっくん。
母、あたし『できたやん』
それから食事がすすみました。
おにぎり一個、プリン一個食べれました。
私の頑張りに看護師さんも拍手してくれました。
主治医が思いやりのある人
ソセゴンが自分にすごくあってるみたいで
私は、めちゃくちゃ多弁。
今日は、たくさん笑ってます。
大好物の雪塩ちんすこうを持って来てくれたので
食べてみましたが、幸せです。
好きなものを普通に食べれる幸せを噛みしめています。
私の主治医は、いつも私の話にとても親身になって
どんなに長い話でも最後まで、私が納得するまで
聞いて答えてくれます。
今日、呼吸状態がおかしくなったとき
副主治医が対応してくれてたけど、
連絡を受けて、すぐに来てくださいました。
先生がきた瞬間、先生は顔から滝のように汗が流れ
逆に心配になりました。
私
『先生、すごい汗ですけど大丈夫ですか』と聞くと
エレベーターがこなくて、12階まで階段で来られたみたいです。
私のために、常に一生懸命に動いて考えてくださる主治医。
素敵な先生が主治医で、私は本当に良かったと思います。
メンタル限界
携帯が重い。思うように手が動かない。
目がみえない。何もすることができない。
暇潰しが人との会話しかない。
だから1人の時間が怖い。
眠れない。痛みのことで頭いっぱいになる。
せめて目が回復してくれたらいいのに。
右目は全く見えない。左目はかろうじてぼんやり。
目の回復は、時間がかかるみたい。
メンタル面が崩れかかっています。
20分で移乗も座位保持5分限界
昨日の午後、落ち着いてから車椅子に挑戦。
筋力が全くないから看護師さん4人で車椅子へ。
痛みも考慮しながら、移動完了まで約20分。
車椅子座れたっと思ったら
ICUでできた殿部の褥瘡が痛くて我慢できなくて
車椅子5分が限界。すぐにベッドに戻った。
私
『5分しか乗れんかった。しかも看護師さん4人がかり。
めんどくさい患者になってもた。みんなに迷惑かけてる。
歩けるようになるんやろか』
ひたすら自分を責めました。
自分を信じてるから頑張れる
母
『大丈夫だよ。今は頼ってもいい。少しずつ頑張ろう』
私
『みんな少しずつ少しずつって簡単に言うけど
その少しずつがしんどい』
なりたい自分像が、あまりにも遠すぎて
不安でしかたない。
こんな毎日の中でもなんとなく自分自身
日に日に笑顔が増えてきてるような気がする。
きっと心のどこかで私なら大丈夫。
きっと乗り越えていける。
って信じてるからかな。
頑張ってる自分を認めて欲しい
お母さんが私がずっと弱音を吐くから
頑張ってって言いたくて言いたくて
私に『耐えて』と声かけた。
その瞬間、私は号泣し激怒した。
『ようそんな簡単に耐えてなんか言うわ。
言わないだけで、みんなの知らないとこでいろんなことに耐えてんねん。
そんな簡単に耐えてなんて言わんとって。』
ちょっとした一言が私をここまで追い詰めてしまう。
改めて私自身いっぱいいっぱいで必死なんだと実感した。
気持ち落ち着いてから、お母さんに言った。
『ごめん。でもわかって欲しかってん。』と謝りました。