大学病院で働く看護師の体験談
ある友人の話になりますが、
大学病院で働く看護師の一例として読んでください。
大学病院には、研修医がたくさんいます。
それに伴い、サーフロ留置や輸血、化学療法(ケモ)などは、
全て研修医や医師が担当するそうです。
採血などは看護師がしますが、一般病院に比べ、
注射や点滴、サーフロ留置に関わることが少ない気がします。
新人の時期に技術を深め、身につけたいのであれば
一般病院の方が良いかもしれません。
看護師として転職する場合、看護師経験年数は絶対についてきます。
よって、3年目で転職するときに、注射やサーフロ留置、点滴管理に自信がないと、
他の一般病院で働く時に、3年目としてみられ、
できるとみなされるためしんどいかもしれません。
すぐにリーダー業務を任されたりしますからね。
また褥瘡処置やマーゲンチューブ(胃管カテーテル)挿入なども医師が行うようなので、
介助につくくらいかもしれません。
身体に大きく影響するもの(侵襲の大きいもの)や副作用やショック症状などが
おこりうるものに関しては医師が行うので、ケアを中心に
ゆとりある看護ができるメリットがあるかもしれません。
私個人的には、新人の時期は、一般病院で働き、技術を身につけることをお勧めします。
友達が働いていた大学病院はボーナスが7.0とかなり給料がいいみたいです。
他に大学病院のメリットは以下の通りです。
最新医療、研究が行われている。
看護師として働く中で、侵襲の大きいものは実際に関わることが少ない。
他の病院からの紹介患者が多く、数少ない症例が学べる。
治療が難しい患者や特定疾患患者がいる。
教育体制がしっかりしているので、リーダーシップ能力、指導力が磨ける。
一般病院と比べて、給料が良い。