看護師7年目 私の毎日のタイムスケジュール
〜私の毎日のタイムスケジュール〜
7時 起床し、シャワーとメイク
7時30分 出発
7時35分 電車乗車
7時45分 病院到着 ナース服へ着替える
8時 病棟到着し、情報収集
8時30分 申し送り開始
9時 午前中の点滴準備し、ラウンド開始
(受け持ち患者5〜7名 7:1看護制導入病院、休日は、8〜9名)
10時 ラウンド終了し、経過表記入とSOAP記録
*9時30分より保清表を使用し、看護助手とパート看護師がケアラウンド開始。
10時30分 保清実施(全身清拭・陰部洗浄、シャワー浴・入浴介助)
*看護助手とパート看護師によりケアが済んでいることが多い
空いた時間に記録と看護処置実施
OPや検査の前処置実施(外科手術、消化器内視鏡検査、ERCP)
点滴ルート交換(刺入部トラブル時や点滴刺入部交換日(一週間ごと))、
褥瘡処置(皮膚保護テープ使用以外は毎日洗浄)、ストーマ交換(だいたい三日おき)、
NGチューブテープなどのチューブ類のテープの貼り替え(毎日)、
11時より休憩調整し、前半と後半に分けて一時間ずつ休憩をとる。
11時30分から12時30分まで前半休憩
12時30分から13時30分まで後半休憩
13時30分 中央申し送り、メンバー業務調整
14時 おむつ交換
15時 最終業務調整
(メンバーで業務調整を行うことで、誰が今なに(処置やケア、検査出しなど)が残っているかを把握し、
チームで協力することで全員が定時に仕事終了させれることに繋がっていきます。)
17時 定時に病棟を出て、更衣。
17時30分 電車に乗車
18時には帰宅
食事準備、趣味、時にはジムで運動
20時には食事終了
22時就寝
定時に帰宅できることで、プライベートが充実します。
また看護助手やパート看護師の導入によって、
看護師の負担が減少し、疲れが残りません。
その代わり、看護師としてプロ意識をもち、保清や処置ひとつでもアセスメントし、
個別性をもった看護ができるよう関わっていかなければなりません。
点滴や内服についても、医師の指示のもとに言われたまま動くのではなく、
なぜこの薬を飲ませるのか、なぜこの薬を注射・点滴するのかの根拠を知った上で、
薬の作用・副作用を理解して行わなければなりません。
医師も人間です。間違った指示をすることもあります。
そこで医療ミスを防止するには、看護師の技術・知識が必要になってきます。
身の回りの世話についても、ADLを把握し、その患者がどの程度の介助が必要なのか、
どこまで自立した行動を取ってもらえば良いのかをアセスメントして介助しなければなりません。
手伝い過ぎることによって、その人のADLを低下させ、
それがその人自身のQOL低下に繋がってしまうことを忘れてはなりません。
リハビリ期では、自分で出来る事は自分で行ってもらうことが重要であり、
その患者の自立度を上げる事が大事なのです。
もちろん看護師としてセルフケアが充足できるよう出来ない事は介助を行い、
より快適な入院生活を送ってもらう事が大切です。
そして多方面よりアセスメントするためには、医師や理学療法士・管理栄養士等との連携をとり、
医療チームで患者さまのよりよい治療に向け看護を行います。
看護師だけの判断で出来る事もありますが、違う視点や意見を取り入れ視野を広くもつことが大切です。
またその患者にとって必要な指示があるか確認し、指示を仰いで行わなければならない事も多々あります。
また、仕事については技術面だけでく、常に新しい知識を理解しておく事が大事です。
看護師は一生勉強するものと言われているくらい、常に毎日が勉強です。
医療の進歩は早く、薬や注射内容、検査・手術、手術後の管理など毎日変化、進歩していきます。
その日その日でわからないことや調べたいことがあれば、その日のうちに解決していかなければ、頭に入っていきません。
現場で見た・聞いた・感じたことをその日のうちに解決していけるよう努力することで、
3年後、5年後の自分の成長に大きく関わってきます。
そして、自分の看護観を見つけ、大切にしていくことが、看護師として長く働くコツになると思います。
私の看護観は、「思いやりの看護」です。何をするにも思いやりを常にもって、
患者さまを第一に考え看護していくことをモットーとして看護しています。